ピアヘルパー資格試験ガイド

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ピアヘルパー資格って?

ピアヘルパーは日本教育カウンセラー協会認定の資格で、心の専門援助者と言われています。ピアヘルパーの活躍の場は教師(幼稚園教諭)や保育士、心の教室相談員など教育の分野や家庭教師、教育・福祉ボランティア、その他看護や福祉関係の職業など広く、特に心の専門援助をフィールドとしています。

ピアヘルパーの名前の由来は英語の”peer”と”helper”の造語です。”peer”は仲間、”helper”は助ける人を意味しています。つまり、仲間を助ける人、しかも年齢に関係なく対等な立場で問題の相談相手となり、人として相手を支える人と言う意味です。

ペアヘルパー資格は日本教育カウンセラー協会が認定する民間資格です。受験資格、試験形式、認定要件などは右下のとおりです。

ピアヘルパー資格試験の概要

【受験資格】
1.加盟短大・大学・専門学校(以下「加盟校」と表記します)の学生であること
2.ピアヘルパー教育内容を含む,講義・演習または特別研修コース(集中講義等)を3科目6単位取得した者または取得見込みの者
【試験形式】
マークシート選択肢式、記述式の筆記試験(90分)
【認定要件】
1.加盟校が指定する3科目6単位を取得する
2.筆記試験に合格する
【合格証・資格証】
合格者には合格証,資格証(IDカード・写真入)が発行されます
【受験費用】
4800円
【実施場所】
所属する加盟校
【聞合せ先】
日本教育力ウンセラー協会 〒112−0012 東京都文京区大塚1−4−5 TEL/FAX: O3−3941−8049 ホープページ:日本教育カウンセラー協会

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ピアヘルパー試験に合格したら

ピアヘルパーの認定を受けると

 

カウンセリングや関連する心理学の理論方法について学習し、教育・福祉・保育などの実際場面で人とかかわるために必要な基本的な力を身につけた者であるということが証明されます。教育カウンセラーなど専門家に協力して次のような実践をすることができます。
* 家族・友人など周囲の悩みを聞く
* 同年代の学生の相談にのる
* 年少の者の学業や進路、人間関係について一緒に考える
* 不登校や障害をもった子どもをサポートする
* ピアグループ(たとえば各種サークルなど)の世話役をつとめる

自分自身にとってのメリット

* 自己理解や他者理解が深まる
* 適切な自己開示・自己主張ができるようになり、自己肯定感が向上する
* 周囲と協調し、必要に応じてリーダーシップを発揮できる能力が向上する
* 自分の問題を 自分で解決できるようになる
日本教育カウンセラー協会の準会員になることができますので、卒業後も継続的に学習する機会が得られます。 ピアヘルパーの資格取得後、ヘルピングやカウンセリングの勉強を続け、教育・福祉・保育などの分野での実践経験を積むことで、初等教育カウンセラーあるいは中級・上級カウンセラーの資格を取得することが可能です。